卵巣のう腫&子宮筋腫の手術で入院3日目:歩く練習

卵巣のう腫&子宮筋腫の手術で入院3日目:歩く練習

手術をした翌日は、通常はベッドから起き上がる練習をします。

 

手術の当日は、手術したお腹が猛烈に痛いので、いちおうベッドに寝かされているわけですが、翌日には傷が痛くてもベッドから起き上がり歩く練習をします。

 

ベッドから起きられるようになると、トイレにも行けるようになるので、尿をためておくための管も抜いてもらえます。

 

ただ、私のようにもともと血圧が低いために立ち上がろうとしても気持ち悪くなってできないケースもあります。

 

そんなときは、看護師も無理強いしませんので翌日に立ち上がる練習をします。
私の場合は、この日は起き上がれなかったので、翌日に立ち上がることに成功しました。

 

【注意】

 

ベッドから立ち上がれないと、飲み物を飲もうにも取りにいけませんし、コップで飲むとこぼれてしまいます。

 

【フタがついたストローで飲めるコップとストロー(数本)】を用意しておきましょう。(百均で購入できます。)

 

 

食事

 

朝は消化のよいおかゆ(3分粥くらい)など。
昼はおかゆがレベルアップ(5分〜7分粥)と消化のよいおかず
夕食はほぼいつもどおりの食事に戻ります。

 

運動

 

手術のあとは手術の傷が痛くて起き上がれず寝たままです。

 

そのため、翌朝には体中の筋肉が落ちています。
二の腕から太ももからブヨブヨにたるみます。

 

このような筋肉が落ちた状態ですと、日常生活で階段を昇るにもだるい状態に。
こんな体では仕事に復帰するのも困難になります。

 

ですから、ベッドの上でだけでも運動をする必要があります。
といっても、傷が痛くてたいしたことはできません。

 

そこでおすすめなのが、バランスボールの座布団版であるバランスディスクに座ることです。バランスをとって座るのに意識していない筋肉を使うことができ、お腹の傷にひびかないので非常に便利です。

 

※【バランスディスク】については「入院するときに必要なものは?」の記事で解説しています。

 

 

 

お風呂

 

お風呂にはもちろん入れませんから、看護師か看護助手が、体を拭く用のホットタオルをもってきてくれます。

 

自力でふけるところは拭いて、背中など傷の痛みで手が届かないところは、拭いてもらってました。

 

髪も洗えませんから、洗髪してもらえるよう看護師に頼むか、水が要らないスプレー式のシャンプー剤を使いましょう。

 

私は母が水が要らないスプレー式のシャンプー剤を買ってきてくれて髪のお手入れをしてくれました。

 


 

とくに、夏に入院される方は、あるとすっきりしますよ^^

 


→卵巣のう腫と子宮筋腫の開腹手術の入院スケジュールへ戻る


 

1日目:手術の説明と手術の準備

 

2日目:手術

 

3日目:ベッドから起きて歩く練習・食事は夕には普通食に・背中の痛み止めの管(くだ)を抜く

 

4日目:普通どおり生活する練習

 

5・6日目:回復状況によりシャワーが許可になるころ・退院の相談

 

7日目:抜糸・超音波で卵巣の状態を診察

 

8日目:退院